冬の終わりにクローゼットから処分したもの
季節の変わり目です。冬服を中心に、今シーズンで手放すものを見繕いました。
躊躇なく捨てられるようになってから「捨てる理由」は考えなくなりました。
しかし、捨てる理由が分かっていれば、次の買い物に生かせます。
たまには、手に入れた理由と、捨てる理由を考えてみることにしました。
赤いショートコート
冬の定番でした。
ふわふわっとしたシャギーウールのコート。3,4年前に購入したものだと思います。
「そういうコートだ」と言われればそうなのですが、毛羽立ちと、生地が薄くなって来たのが気になってきました。
手に入れた理由
- 赤くて可愛かったから
- よく似合ったから
処分する理由
- 毛羽立ちが気になってきたから
- どことなくみすぼらしい感じがしてきたから
これはわたしの価値観なのですが、ファッション性の高い衣料こそ、流行だけでなく状態の良し悪しを見極めながら着たいです。
大好きでした。来年もまた、素敵なコートに出会えますように。
かっちりしたボストンバック
去年の新入りです。
手に入れた理由
- カチッとした大きめのバッグが欲しかったから
- 価格が手頃だったから
- 色が良い感じだったから
処分する理由
- バッグ本体が重く疲れる
- 型崩れが気になってきた
- 以上の理由で使いたくないが、荷物が多い時は使わざるを得ない。→疲れる。→いっそ処分してしまおう。
なくてもいいものだったのですが、あったらいいなあと購入したものです。重さと型崩れが気になる点でした。まだ綺麗なのですが、手放します。
チェックのプリーツスカート
たしか大学生の頃に買ったものです。ヴィンテージもの。
当時、古着やヴィンテージファッションが大好きでした。流行にとらわれない一点ものの中から、自分に似合うものを見繕って毎日可愛いお洋服を着ていました。
寝ても覚めても洋服の事ばっかり考えていた頃です。あの頃に比べると、今は随分こだわらなくなりました。
手に入れた理由
- すごく可愛かった
- よく似合った
処分する理由
- 飽きた
- 今の自分には若い気がする(一回り経った頃にまた似合いそうだけど、他の服も着たい)
- 少し重い
処分する理由から見えてきたこと
手放す理由の中に一番出てきたのが「ダメージが気になる」です。
ダメージが気になる服を見ていると、来ていた時代の嫌な思い出が浮かんでくるのはわたしだけでしょうか。
わたしにとってファッションはツールです。
TPOに合う出で立ちを作ってもらったり、自分の魅力を高めてもらうだけでなく、テンションを上げてもらい、気分よく過ごすためのツールでもあります。
袖を通す度にごきげんになれる服や小物を持っていたいです。次も、ダメージが気になってきたら「もったいないかな」と悩まずにお別れしようと思います。
他の理由で目についたのは「重いものは好まない」ということ。
重いものを持つのが苦手なのに、服やバッグ自体が重いのはNGです。
次に購入する時は気をつけます。
捨てる時は理由を考えてみる
実は他にも手放したコートとバッグがあります。既に処分してしまったので写真は撮れないのですが、どちらもダメージが気になり、バッグは重さに不満を感じていました。
次に購入する時は、重さがあるものは避けます。極端に痛みやすい素材も同様です。
ものを捨てる時はふと立ち止まって、理由を考えてみると良いかもしれません。
わたしの場合は、今回のように、処分する理由に共通点がありました。自分がものに対してどのような期待をしているのか、どこに価値を感じているのかが分かって良かったです。
こんな風に、今まで気が付かなかった新しい発見があるかもしれません。
みどり