歯列矯正中は好きな男性に話しかけるように、広く浅く医師に話しかけよう
歯列矯正中のみどりです。
このブログ、医師の落とし方指南でしたっけ?
・・・いいえ、違います。
自分の希望通りに、治療を進めてもらうための、ちょっとしたコツです。
画像はこちらからお借りしました。
戦略的に話す
先日、ブログを読んでくださる方に、自分なりの病院・先生との付き合い方をコメントする機会がありました。
すると、とても喜んでもらえました。
その方は「みどりさんの病院は、よく医師と話してるんですね。ウチはそんなことない。流れ作業みたいに調整が終わってしまう。」とこぼしていました。
「わたしの病院も、同じですよ!だからこそ、戦略的にこちらから話しかけて、多数の患者の中で、自分の優先度を高めてもらっています。お陰で病院の皆さんと仲良くなりましたよ。」
するとその方は「今までそういった考えを持って、病院と付き合ったことはなかったです。目から鱗です!」と、とても喜んでくれました。
わたしには一緒に暮らしている同居人の恋人がいます。
彼にこの話をすると「そういう体験談こそ、ブログに載せたほうが良いんじゃない?」と言われました。少し深掘りしてみましょう。
医師とよく話そう
調整日は、新しい処置をしてもらえるだけでなく、1か月ぶりに先生と話せる大チャンスです。
しかし、先生は、忙しいです。
沢山の患者さんを抱えています。
あなたのことは自分の患者さんだし、覚えているけれど、カルテを見ないと前回やったことは分かりません。細かいことは忘れています。
ところであなたは、最近、知り合ったばかりのボーイフレンドの顔を覚えていますか?
毎日職場で会うオジサンの顔はよく思い出せるのに、2週間前に一緒にごはんを食べに行った相手の顔は思い出せない。
わたしは、今の恋人とは始め遠距離恋愛をしていたのですが、付き合いたてなのに2,3か月会えないことがよくありました。
最初のうちは、離れている時に彼の顔を思い出せませんでした。今は毎日一緒にいるから、忘れようがありませんが。
医師も、そんな感じです。1か月ぶりに会う人のことって、大して覚えていません。
だから、調整日はこちらから、たくさん話しましょう。話をいっぱいして、先生に覚えてもらうようにしましょう。
わたしは、特に話が面白いタイプではありませんが、相手の話を引き出したり、聞いたりすることが比較的じょうずです。
治療方針の転換や、転院さわぎもありましたが、今では新しい病院と先生や衛生士さんと、仲良くなり他の科の先生も顔を覚えてくれるようになりました。
お陰で、治療をないがしろにされなくなりました。
▼非抜歯矯正中に、抜歯矯正をすすめられたこと
【大人の歯列矯正124日目】抜歯?非抜歯?運命の分かれ道に、みどり悩んでます。 - I'll not pretend to be someone who I'm not.
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【大人の歯列矯正154日目】病院都合で転院か!?対応が酷くて頭に来た。 - I'll not pretend to be someone who I'm not.
先生はプロ。色んな事を、知っている。
ここ1か月の悩みを先生に話してみましょう。
ワイヤーが頬に当たって痛かったこと。
ワックスが無くなったけど我慢していたこととか。
1つや2つあると思います。
先生はプロなので、きっと良い改善策を、教えてくれると思います。
調整中、あなたが気になっていることや知りたいことを是非医師に話しかけてみてください。
気になることを、どんどん質問しよう!
先生は、あなたの治療計画を立てる時に、色々なことを考えてくれたはずです。
元々の歯並びを、どうしたら、適切な歯並びに変えられるか。それを実現させるためにはどういう手法を取ればいいか。
また話がそれますが、デートの時に、相手から、自分の好きなことや得意なことを、沢山聞かれたら嬉しくありませんか?
わたしは動物や登山が好きなので、その話をふられるとすごく嬉しいです。
先生も、自分の仕事が大好きで、誇りを持っていらっしゃるはず。処置中に気になることは、質問してみましょう。嬉しそうに、答えてくれるはずですよ。
例えば。
みどり「先生、このワイヤーって、何で角ばっているんですか?」
先生「歯への負荷を強くするからなんですよ。断面が丸いものよりも、歯が固定されやすいという理由もあります。丸いものだと、人差し指と親指でつまむとわかりやすいけど、ほら、簡単にクルクル回るでしょ?」
みどり「ほんとだ〜!面白いですね。でも丸いワイヤーより、痛いんじゃないですか?痛いの嫌ですよ( ;∀;)」
先生「確かに最初は少し痛みが出るかもしれませんね。でも頑張って!ここまで来たってことは、矯正が結構すすんできたってことですよ。」
みどり「本当ですか?嬉しいな〜。先生、ここから先は、あとどの位かかるんでしたっけ?」
先生「そうですね。今の感じだと・・・」
こんな感じです。
みどりは別に大したこと話してませんよね。
気になることを聞き、更に答えの中から気になることを聞き、の繰り返しです。
こんなこと苦手だよー、と思う方は、この記事を一度読んでみてください。
今日から実践!美人にモテる「会話術」 ~つまらない男は“この一言”が足りない 二村ヒトシ×川崎貴子@六本木(第3回) | 美女社長とAV監督のスナック人生相談 | 現代ビジネス [講談社]
冒頭の「ロールプレイで学ぶ、男女問わず「モテる」会話術」という部分が分かりやすいです。
モテるキャリアウーマンの美女と彼女がいない男の子との対話レッスンなのですが
良い例と悪い例が載っています。参考になると思います。
こうして「うるさい患者」になると、病院から覚えてもらえる
先生とよく話し、よく聞いていくと、先生があなたのことを覚え、あなたの優先順位が上がってくるはずです。衛生士さんや助手さんとも顔見知りになり、自分の要望を通してもらいやすくなります。
予約は2回まとめて取りたい。
衛生士さんはAさんが上手だから、Aさんのいる日に来たいら、
顎間ゴムは1ヶ月で2袋なくなる。いつも1袋しか貰えないけど、2袋まとめて欲しい。
どんどん伝えましょう。伝えて、ダメだったら仕方ありませんが譲れないことは、粘り強く交渉しましょう。
「○○さんだから、特別ですよ」って先生に言ってもらえるような関係になると、いいですね。会話が楽しいと、先生も診察を楽しみにしてくれるようになるし、こちらの意志が正確に伝わることが増え、ストレスが少なくなると思います。
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長くなりました。お読みいただきありがとうございます。
みなさんの歯列矯正のヒントになったら嬉しいです。
みどり