【文章苦手】文章を書くのが得意になるまで(2)【克服・方法】
こんにちは、みどりです。
今日はわたしの文章コンプレックスの原点について。
小学生になると、作文や感想文を書く機会が増えてきまして。
自由形式の文章がとても苦手で、もう本当にイヤでした。
どうして、書くことが苦手だったのでしょう?
前回の記事はこちら
【文章苦手】文章を書くのが得意になるまで(1)【克服・方法】 - よりどりみどり
自分の意見がない
文章を書くために必要なこと。
情報、経験など色々ありますが、大切なのは、
まず「何を書きたいか?」という「自分の気持ち」や「意見」だと思います。
それがなければ、文章は書けませんね。
そう、当時のわたしには「書きたいこと」も「自分の意見」も、なかったのです。
何にも、考えていなかった
子どもの頃の私は、とにかく!
なーんにも考えていませんでした。
小学生になって、初めて、何かの漫画を読んだ時。
こういう吹き出しを見て驚いたんです。
このモヤモヤっとした吹き出しの中の文って、
「頭の中で考えてるけど、口には出さないこと」ですよね。
私は、こんな風に、頭の中で何か考えることが、全くなかったのです。
「みんな、話さない時って、何か考えてるの?!」と、ビックリ。笑
何も考えなくても人生は進んだ
食事や身の回りのこと、勉強やバレエ、バイオリン、ピアノなどの習い事も含め、
日常生活は、母親が日々の行動を管理していましたし、
授業も先生の言う通りにしていれば、特に、困ることもわからないことも、なかったし、
友達とのおしゃべりも、何か事前に考えて発言することは、ありませんでした。
(というか、自分から話すことってほとんどなかった)
わたしにお会いしたことのある方は特に、今からは想像ができないかもしれませんが、
本当~~に、親の言うなりで、且つ、おとなしい子どもだったのですよ。
感情がなかった、と言っても、過言ではないかもしれません。
感情に鈍感だった理由
どうして、何も考えることがなく、自発的な言葉を発することもなかったのか。
10代後半まで、母からとても抑圧されていた(と感じていた)ので、
もしかしたら、母に「何を言っても理解してもらえない」と感じるような
母娘の関係性の中で構築された、楽に生きるための処世術だったのかもしれません。
▽その理由と、母娘関係の解消方法についてはこちらにまとめてあります
https://note.mu/midori32/n/nc5299c8866ba?magazine_key=m50ebc6ff77c4
ネガティブな気持ちも沢山含まれていたと思いますが、
とにかく、日々生きるために、自分の意見は必要なかったんです。
考えることがそもそも怖い
当時、親とのコミュニケーションの中で、自分の意見を発言しても、却下されたり否定されたりバカにされることが頻発していたことで、友人や先生に自分の意見を言う事も、求められない限り、無くなっていったような気がします。
作文や感想文を書いても、それを見た両親から
「つまらない」「中身がない」「読む価値なし」と言われ続け。
「いろいろ考えて書いたけれど、私にはできないんだ。」
「考えても、ダメなんだ。」
と思っていました。
するといつの間にか、考えることがそもそも怖くなり。
思考停止になっていったような気がします。
しかし、学生生活を送る中で、文章を書くことはどんどん増えていきました。
ただ、成長するにつれ、周囲の人を見て「こんなふうに書けばいいのね」と、なんとなーくやり過ごしていたので、宿題やテストで困ることはありませんでした。
心底ショックだったのは、高校入試の時。
どうしても入りたい高校の推薦入試で、論文試験があったんですね。。。
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みどり