幸せは心の中で感じるもの 外にはないよ
最近、よく銀座にいるみどりです。
パーソナルスタイリングも、銀座をよく使ってるこの頃。
タイトルは今日、銀座を歩いていて、改めて実感したこと。
幸せは心の中で感じるもの
みどりの過去の話を混ぜながら、つらい日常をちょっと変えたいと思う人へのメッセージです。
私は今、ビル群が美しい街に住んでいます。昼も夜も、空を見上げた時に目に入る美しいビル群が大好き。仕事も同じように都心部で、キラキラした場所にいることが多いです。そういう素敵な街を歩き回る度にふと感じるのは、今、過去の私が憧れたような、恵まれた暮らしをしているなあということ。
5年前の私が知ったらブッ飛ぶでしょう。会社辞めて一人で仕事してて、コンプレックスは全部手放してて、本来の優しい人に戻って、信頼関係で繋がる仲間がいて、当時よりも若返ってて、都心で彼と幸せに過ごしてるよって。
私が今、幸せを感じて生きているのは、外側で起きている状況が変わったから『だけ』ではありません。
もちろんそれも一つの要因になっているかもしれません。
だけど、私の心や考え方が変わったことが大きいと思います。
さて閑話休題。
銀座を歩いていて思ったこと
今まではあまり来ない街だったけれど、銀座はファッション関連の買い物をするのには使い勝手が良いことに気づきました。こじんまりしていて、目的の店を行き来するのに苦労しません。ディスプレイも全体的にセンスが良い。あと、気分が上がります。
色々なお客様がいるのでしょうね、店員さんも礼儀正しいです。
客の私生活や状況に深入りをするような話はしてきません。気楽に買い物ができる。
大好きだった○○に夢中だった頃
皆さんは、子供の頃や学生の頃に好きだった物事はありますか?
お小遣いやバイト代を全部つぎ込んだり、テスト前の夜も勉強せずにそれをしてしまうような。
私は昔から自分の身を飾るものが好きでした。つまりファッション。学生の頃からバイト代はほとんど服飾品に使ってきましたね。趣味が高じ、大人になっても、ファッションの仕事をしていました。
カワイイ服を着たり、新しいコーディネートを考えるのは、自分がまるで生まれ変わったように見えるだけでなく、周囲の人がアッと目をキラキラさせて「それとても良いね!」と言ってくれたり「私も真似して良い?」と言う人が何人も現れたりするのも好きで。
昔はそんな自分の姿を見て、自己顕示欲の塊だったのかなと思っていたのだけれど、今思うと、周りの人に喜んでもらうのが好きだったのでしょう、今と何一つ変わりません。
髪を切って思い出したあの頃
最近、髪の毛を切りました。すごく短くて、モンチッチみたい。
いかくっついたー♡ pic.twitter.com/SI2zjmUxbe
— 小鳥遊みどり (@midori32s) 2017年12月28日
明るく、カラフルなファッションスタイルが好きで、一番ファッションを楽しんでいた10代の頃と、そっくりな髪型になったことに、切ってもらってから気づきました。
髪の毛を切った瞬間から当時の気持ちに切り替わったようで、それ以降毎日、個性的な色や柄の服ばかり着ています。
前回の記事のこれとか▼
ついにメイク道具もカラフルになってきました。笑
ファッションに幸せを転移していたあの頃
上で書いたようにファッションを楽しんでいた時代もあれば、利用して苦しんだ時代もあります。
自分が美しくなれば、おしゃれになれば幸せになれるのではないかと、すがるようにファッションを利用していた時もありました。
大学生の頃、うつ病になって、泥沼の中を漂うような日々からちょっと元気になって、半年間休学した学生生活へ復帰した頃。うまくいっている人は外見がとてもキラキラして美しくカッコよかったし、そもそもファッションの学校に通っていたし、見た目さえ変えればなんとかなるんじゃないかと、ファッションやヘアメイク、ダイエットを駆使して、彼らのように幸せになろうと努力していました。今考えると取り組むべきはファッションではありませんでしたが、当時の私は必死でした。
さらに、通院していた精神科の医師とは性格が合わず、自力で断薬することを決意し、5年ほどかけて克服したのですが、当時は文字通り、生きることに戦っていました。当時は周囲と折り合いをつけ、周囲に自分を認めさせるためと思っていましたが、今考えれば自分自身との戦い。
自分とはなんなのか。どうしたら一体幸せになれるのか。何を軸に生きていくのか。
そんな自問自答は苦しかったです。苦しい日々の中で、ファッションは自分と向き合ったり、苦しむ気持ちを紛らわせてくれました。だけど、私が心から幸せになる方法は教えてくれなかった。その事実に絶望したこともあったけれど、今ならよくわかります。
それはファッションが悪いわけではない、当然です。
幸せは自分の外側にあるものではなく、自分の内側、心で感じるものですから。
過去の憧れを手にして分かったこと
キラキラして美しい街並み。ファッショナブルな街行く人々。そんないつも通りの銀座の夜の風景を見て、昔のことを思い出しました。
本当にありがたい話ですが、おかげさまで、この一年、ステキだなと思うモノを手に入れ、体験したいことを多くさせて頂き、さらにかけがえのない出会いと、たくさんの学びを頂いた年でした。私が過去に憧れたことが実現し続けているのです。
その代わりかどうかはわかりませんが、胸が引き裂かれるような出来事も、泣き濡れた数ヶ月も、落ち込みすぎてとても外に歩けない日々も沢山ありましたが、生きていてよかったなと思うことが人生で一番多い一年でした。
昔は、目に見える、ステキなモノやキラキラした体験こそが幸せだと思っていたのだけれど、現実にそういうモノを手に入れたり、体験してみたことで、よく分かりました。
どんなに高価なモノや、他人が憧れるような地位やステータス、お金をかけないとできない体験をしていても、それを幸せだと感じる自分の心がなければ、幸せは一生手に入らないし満たされないと。
もちろん、多くのお金をかけて感じる価値や、手に入る物事はそれはそれでステキですし大好きです。だけど幸せって実は全然違うところにあったりするんですよ。
しあわせの簡単な見つけ方
色々ヤキモキして、日々にイライラして、ちょっと疲れたり落ち込んだりしている人へ。
寝る前に、目をつぶりながら「私ってどうして今幸せなんだろう?」って聞いてみてください。
答えがよくわからなかったたら(相当疲れてますが)質問を変えましょう。
「今日起きた嬉しいことってなんだった?」と。
きっと一つや二つ、簡単に出てきますよ。
一週間も続けると、あなたの幸せのヒントが見えるはず。
ぜひ試してみてください。誰にだって、心の中に必ず、幸せがありますから。
今は雨でも、必ず晴れも来ますから。私にみたいにね。
大丈夫ですよ。
みどり