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賃貸物件の償却費って?初期費用の中身と用語をわかりやすく解説

ただいま引っ越し準備中のみどりです。

 

4月下旬、春の引越しシーズンは終わったけれど、移動する人は多い様子。不動産屋さんも引越し業者さんも、連日賑わっています。

 

最近、近しい人から「引越しの初期費用っていくらくらいかかるんですか?」と相談されました。

 

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首都圏で5回の引越しをしてきた経験から【賃貸物件に必要な初期費用に必要なお金の種類】【用語の意味】を解説します。

 

 ご注意

・ここで紹介するのは「首都圏の賃貸物件を利用する」場合です。他の地区では当てはまらないことがあるかもしれません。

・あくまで「賃貸物件を借りる利用者目線」での解説です。言葉の意味を全て網羅しているわけではないことをご理解ください。

 

敷金

利用者が、大家さんに預けるお金です。 家賃の未払い・退去する時の室内の修繕・清掃費が発生した際に、敷金からその額を差し引き、残りの金額が返金されます。不動産屋さんに渡るお金ではありません。

 

ただし「償却:1か月」等と書かれている場合は注意です。これは「1ヶ月分敷金を預かったけど、1ヶ月分全額返金はしないよ。」という意味。「償却○か月」と書かれていた場合は、○か月分、1円も戻ってこないので注意しましょう

 

礼金

利用者が、大家さんに支払うお金です。敷金と同じようで違います。礼金は、一度払ったら二度と戻ってきません。

 

そんな勿体無い!と思いますよね.......。元々礼金は、戦後「家を貸してくれてありがとう」というお礼を込めて大家さんにお金を包んでいたことが始まりだそうです。

 

もうずっと昔の話なのに、未だにその慣例が残っているのか、はたまた違う理由があるのか.......。詳しいことはここでは触れませんが、礼金は、現在の賃貸物件市場では一般的な仕組みです。

 

しかし、最近では礼金が無料の物件も増えてきました。利用者からしたら大きな金額。払わずに済むならありがたいものです。

 

仲介手数料

利用者が、不動産屋に支払うお金です。相場は家賃の1ヶ月分。支払う品額は家賃に比例して値段が上がっていきます。取れるところから取ってるなあと思います。

 

▼最近では仲介手数料が無料の業者さんもあります。お得です。今後こういうサービスが広がるといいですね。

 

 

前家賃

次に住む予定の1か月分の家賃+共益費です。共益費とは物件の管理料金です。

 

保険料

火災保険や地震保険の加入料です。2年間で1〜2万円程度が一般的。利用者が加入するのが普通ですが、まれに大家さんが代わりに払ってくれる物件も存在します。

 

家賃保証会社の利用料

最近では、保証会社を利用することを義務付けている物件が多くなってきました。

 

賃貸物件における保証会社は、利用者が家賃を滞納してしまった時に、家賃を保証する≒一時的に、利用者の代わりに大家さんへ家賃を支払います。

 

ただし、払ってくれたお金はかならず利用者のもとに督促が来ます。経験はありませんが、取り立て?はしつこく厳しいようです。

 

保証会社の利用料金の相場は、家賃の3−50%です。

連帯保証人を立てれば、払わなくて良い物件もあります。

 

▼もっと詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。

部屋を借りるときの「家賃保証会社の利用」って絶対なの? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

家賃保証会社を利用するメリットは? その仕組みと現状の課題 | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【HOME'S PRESS】

 

その他

鍵の交換料・部屋の消毒料・24時間安心サービス(鍵をなくした、給湯器が壊れた等の緊急時に駆けつけてくれる)などなどを支払う場合があります。

 

ここまでが不動産屋さん・大家さんなどに支払うお金です。

 

それから更に、家具や荷物を運ぶ引越し料金がかかってきます。

その話はまた別の記事で書きます。


みどり