この7年と未来の展望〜東日本大震災を振り返って〜
小鳥遊みどりです。
東日本大震災から7年が経ちますね。
被災された方、現在も大変なご苦労をされている方がいらっしゃるでしょう。
今日は、あの日&みどり自身の過去・今・未来について振り返ります。
皆さんの振り返りのきっかけになれば幸いです。
もう7年か
あれからもうそんなに経ったのか、というのが正直なところ。
福島第一原発は廃炉へ向かっていると、久方ぶりにネットを検索して知りました。
震災が起きた当時、私は東京・青山の当時勤めていた会社のオフィスにいて、一晩帰れず社名が入ったダンボールを敷いてオフィスの床に寝たり、母が一時的に行方不明になったり、ちょっとしたハプニングはあったけれど、私と私の家族は被災したというほどのものではありませんでした。
しかし、あの時福島を中心として、実際に起きたことは、私自身に大きなショックを与えたことは間違いなくて「生きるということは何なのか」と、自分の生き方を深く考え直すきっかけになりました。
7年前と今を比べて
当時25歳、今は32歳になりました。
まだ25歳だったんだ!という驚き。
今よりも、外づらはうんとしっかりして大人びていた気がします。
だんだん子供還りしているというか、どんどん素直になってきて「自分はこんなに素晴らしいものなのよ!」「私を見て!」と、外側を取り繕う必要は無くなってきました。
あの頃頭の隅にいつもあった、生きる不安は、今やもう殆どありません。
1年前と比べて変わったこと
去年はこんな風に震災を振り返ることなどほぼなく、
自分の生活と仕事に夢中になっていました。文字通り、我武者羅。
沢山お金を稼いでみたい!と無我夢中で、自分ができることをお金に変えていた時期。
素晴らしい経験でした。自分でもちゃんとやることをやればお金って稼げるんだ!って嬉しかった。
だけどこの一年でわかったことは「お金を稼いだり、社会的に成功したりすることが、幸せに直結するのではない」ということ。
そんなこと、とっくに知ってたけど、実際に体験することでよくわかった。
もちろんお金は必要です。だけどお金のために仕事をするのは違う。だから「違う」と思った仕事はどんどん減らしました。
仕事を減らして見えてきたこと
半年くらいかけて、ゆっくりと、もう違うな、と思う仕事は全部手放して。
そしたらすごく自由になりました。
気づかないところで、周囲の人にものすごく気遣いをしながら仕事をしていたなと。
必要ではあったけど、自分を押し殺すような行為でもあったなと猛省。
いい経験だったから、学びは次に生かします。
しかし、人って一年、いや半年で全然変わりますね。。。
これ、会社員の仕事を手放していなければ気付けなかったと思います。
(自分で仕事するって、自分のことをよくわかってないとできません)
次の一年について
やりたいことだけをやって生きたい、と強く思います。もっと自分に貪欲になりたい。
これから私は何をするだろう?
仕事は好きみたいです。人の役に立てるし、人と繋がれるから。
時々は嫌なことがあって当然だけど、自分の人生の一部になるような仕事だけをしていたい。人生の主軸ではないけれど、繋がっているというか。
自分のためになり、家族のためになり、人のためになり、大勢の人のためにもなり、世の中のためにもなるというか、そういう流れとか循環みたいなものを、大切にしたいなあ。
どういう生き方をすれば?
7年前の自分になくて、今の自分にあるのは「生きていることはそれだけで素晴らしい」と感じられる心。
実感するために必要だったのは「自信」と「安心感」でした。
隣りに大好きな人がいて、毎日顔を見れて、一緒に暮らせて、時を過ごせることが、こんなに安心して幸せだということを、生まれて初めて知りました。
自信や安心感の取り戻し方、そして生きる喜びを、このブログや仕事を通して伝えていけたられたらいいなあ。
自尊心を取り戻し、自信を持つことや、自分を受け入れること、安心することは、モテたいとか結婚したいとかお金欲しいとか、そういうのより大切なことで、自信や安心があれば、幸せは目の前にあると気づけるし、幸せの条件がわかれば、先に挙げたことはすべて、自分に必要なタイミングでやってくるから。
今はそんなことをテーマにした仕事しか手元に残っていないことが、とても自分らしいです。
長期講座Be evolution!、コンサルみどり、パーソナルスタイリング。
家族や周囲にいる方とともに、
「私らしさ」を大切にして生きていきます。
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) -
もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?
皆さんのあの日はどんな日でしたでしょうか。
どうか、私たちの未来が素晴らしいものでありますように。
小鳥遊みどり