【憎くても】親と和解すると良いことがありますよ【嫌いでも】
こんばんは、みどりです。
今夜は、今もお母さん・お父さんがどうしても受け入れられないあなたにお届けします。
対立して、憎んでませんか。辛いですよね。
大人になった今も親とギスギス
もう自分もいい大人になって、さらに自分も親になっているのに、未だに親と和解できていない人って意外と多い気がします。
わたし自身、そんな過去があるからでしょうか。そういう人が周りに多いようです。ブログを通じて、メールを頂くこともあります。
憎んで、傷つけて、大嫌いで、でも愛されたい
親のこと、嫌いでしょうか。どうしようもない、と思うでしょうか。
自分の恋人に紹介できない。友達に会ってほしくない。恥ずかしい。ありえない。
でも、ほんとにそうですか。
心の底は大好きで、仲良くしたいって思ってませんか。
甘えたいのに甘えられない。好きなはずなのに憎んでしまう。矛盾した気持ちがあるのではないでしょうか。
親から愛されなかった子は誰のことも愛せないのか
親から適切な愛情を与えられなかった子は、不幸です。
子が一番最初に自分以外の他者との付き合い方を学ぶ人が親なわけですから、そこでこじれたら、基本、ずっとこじれます。
そうして育った子は特に、対人関係で苦労するでしょう。まともに生きていこうと思えば、人並み以上に努力する必要があります。血の吐くような思いをしながら、自分の中に植え付けられた絶望感・疎外感・恐怖心を改善していくのです。もうホント大変です。
それでも紆余曲折ありまして、他人のことを深く愛せるようになった人もいます。みどりもそのうちの一人です。もうこれは奇跡の子だ、と、勝手に誇りに思っています。
コンプレックスの根っこにあるものが親かも
あなた自身のコンプレックス。苦手なこと。どうしても我慢ならないこと。
それってもしかして、親との関係性にありませんか。
仕事でいつも同じ所でつまづいたり、恋愛で同じような理由でダメになったり、対人関係でこじれたり、その原因、もしかしたら親や家庭環境にあるかもしれません。
是非、休みの日にでも、原因の原因の原因、振り返ってみてください。
親に期待し過ぎない
「親なんだから子どもにちゃんと接しろ」とか「もっと話を聞け」とか、親に対してって、色々と不満を感じませんか? わたしは、そうでした。笑
でも、期待するだけ、無駄かもしれません。
だって彼らは・・・・・・ウン十年変わってこなかったじゃないですか。
あなたは、お友達に「酒ばっか飲んでないで仕事しろよ」とか「もうちょっと気の利いたこと言えよ」とか「いい年して恋愛ばっかしてんじゃないよ」とか、期待しますか?
多少はあるかもしれませんが、別に、自分の思い通りにならなくても、どうも思いませんよね。
親だって他人なのです。家族だって、あなたとは違う人なのです。そうして、違う人生を生きてきた人なのです。
友達が嫌だったら離れますよね。
親だって、嫌だったら一旦、距離を置けばいいのです。物理的に無理でも、話す回数を減らしたり、話す内容や対応を帰ることで、距離を置くこともできます。
嫌で嫌で仕方なくても「親も他人なのだ」と思ってしまえば、彼らに期待し過ぎることはなくなります。すると、いつか彼らの気持ちが分かる日がやってきます。
それでもいつかは和解すべき
それでも和解した方がいいよ、と思うのは、親は、あなたの歴史の多くを占めているからです。
今暮らしている環境、習慣、食の好み、仕事、人との付き合い方、パートナーの選び方。
何かしら親と共通点はありませんか。
何か、混ざってやしませんか。
そんな、あなたと似たような親を嫌いだということは、自分のことを嫌いだ、ということと同じです。ご自分でご自分のことを傷つけて、愛してないってこと。
もう、やめませんか。悲しいから。
他人とはギブアンドテイク
多くの人間関係がそうです。与えて、与えて頂くものがあり、続いていきます。
親も他人だと思って、いっぱいギブしましょう。もし心のどこかで、親からギブされたいと思うのなら尚更です。
個人的には「ギブギブギブギブギブ アンド テイク」がいい感じだと思います。5ギブで1テイク。もし彼らから返ってこなくても、どこか他のところで頂くことになるでしょう。
親との和解が、自分自身のターニングポイントになる
過去をたどり、親を赦したこと。
親族の死がきっかけで自分のルーツを辿ったこと。
今を生き、将来のことを真剣に考えるようになったこと。
不思議と親のことが理解できるようになりました。彼らと新しい関係を築いてゆくと、人生はびっくりするほど豊かになりました。
恥ずかしくて言えなかった言葉、もう惜しみなく言えます。
「いつもありがとう」「大好きだよ」「助かってるよ」
親との和解は、間違いなくあなたの人生を上向きにします。
彼らだっていついなくなるか分かりません。もうやめましょう。いがみ合うの。
▼こんなことを書いたのも、しずさんの記事を読んだことがきっかけです。素敵な家族はわたしの憧れ。
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みどり