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AIRMAXを長く履くコツとポリウレタンソールの劣化の仕組み

すごく欲しかったナイキのFLYKNIT MAXを購入しました。 

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スニーカーを探していた時、デザインと履き心地の良さに惹かれてしまいました。2回試着しに行って、サイズが無かったので取り寄せをして、3回目で決めました。気に入ったものが手に入ってとても嬉しいですが、ソールの劣化が心配です。AIRMAXを長く愛用するにはどうしたらいいのでしょうか?

ソールの劣化?

AIRMAXに限らず、長い間しまっていたスニーカーの靴底がボロボロに・・・なんてこと、ありませんか?

これは、ポリウレタンや合成ゴムの素材特性による現象で、どうしても避けられません。

AIRMAXのソールに使われていると思われるポリウレタンは、製造したその時から劣化が始まります。劣化の原因の大部分は、加水分解と呼ばれる現象です。雨や空気中の水分とポリウレタンの中の成分が反応し、すこーしずつ分子構造が変わっていきます。長い時間をかけると、いずれかたちは崩れてぼろぼろになります。漢字のとおり『水』が『加わる』ことにより構造が『分解』されるのです。ポリウレタンの加水分解による劣化は、急に起こるものではありませんが、時間が経つと目に見えて分かるようになります。その期間は、一般的に3~5年ごろだと言われています。 

劣化が起きないようにするには?

残念ながら、劣化を防ぐことは出来ません。遅かれ早かれ、いずれやってきます。新品の状態をいつまでも保つなら、極論、真空状態においておけばいいのですが、現実的ではありませんね。

日本は、アメリカやヨーロッパに比べて高温多湿な気候なので、外国に比べて、加水分解が起こりやすい環境です。スニーカーを新品のまま箱に入れてしまっておいたのに、3年後に箱を開けて靴底がボロボロになっていた!なんてことはザラにあります。

エアマックスの寿命は?

ネットで調べても有効な情報は出てきませんでした。ナイキショップの店員さんに聞きましたが、人により個人差がありました。きれいに履けるのは1~2年、2~3年、5年と、色々な意見がありました。

 

ポリウレタン底の劣化が顕著な登山靴を使用してきた個人的な経験からは、4~5年が限度ではないかと予想しています。

 

登山靴の場合は、登山から帰ってきたら土や汚れは落とし、軽く水洗いして、十分に乾いてから防水スプレーをかけます。靴箱は定期的に開放・掃除をする。きちんとケアをしても、大体5年くらいで、ソールがなんとなく柔らかくなってくるからです。まだ履けると思いますが、靴の劣化による事故は絶対に防ぎたいので、5年を過ぎた頃に買い換えます。

 

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AIRMAXを長く履くコツ 

AIRMAX10年持たせたことがある!というNIKEショップの店員さんから話を聞きました。

  • 使う前に防水スプレーをかける。
  • 汚れたら拭く。定期的に防水スプレーをかけ直す。
  • 底を擦らない!

ソールに局所的に負荷をかけるような歩き方はNGとのこと。

  • なるべく履いた方がいい!

『履く度に底材からエアーが少しずつ補充される?仕組みになっている』そうです。詳しくは分からないですが・・・気になりますね。

  • 但し、連日の着用は避ける。1~2日おきに履くとダメージが減らせる。
  • 保管時は、紙にくるまない。紙箱に入れない。

紙の色がソールに付着するのを防ぐためでしょう。箱の中は、意外と高温多湿になりやすいので、長期間の保存には向いていないそうです。売る予定のない靴なら、箱は処分したほうが良さそうですね。

  

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