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魔法使いのシンプルライフ「トランクひとつのモノで暮らす」を読みました

エリサさんの著書「トランクひとつのモノで暮らす」を読みました。

 

いつも素敵なエリサさんの、毎日を楽しく暮らす素敵なヒントがいっぱい詰まった良い本でした。

 

エリサさんのこと

ブログを始めてから知りました。

 

バルーンアートのアーティストとして活躍されていて、会社の経営者であること。後身を育てるためにバルーンアート教室を開かれていること。更にお母さんでもいらっしゃること。ご自分の生活をより豊かにするために、シンプルライフを続けていらっしゃる方です。

 

その後、ブログやTwitterなどで交流させていただく機会に恵まれています。交流のさなかで垣間見える女性らしさや美意識、エリサさんならではの内面の豊かさに、すっかりファンになりました。

 

本のあらすじ

エリサさん自身の衣食住を紹介しながら、シンプルに暮らすヒントを沢山綴られています。ミニマルでシンプルに暮らしていくと、その先にどんなことがあるのか?という分析もされています。モノを減らすのがミニマリストではなく、あくまでも過程である、とご自身の体験を交えながら教えてくれます。

 

シンプルライフに馴染みがない方でも、とても読みやすく分かりやすい本なのではないでしょうか。

 

手にとった印象

本が発売されます、ということを知ってから楽しみにしていました。

 

ようやく届いた時は感動しました!なんだかとても嬉しかったです。

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赤い内張りのトランクが印象的です。この中に収まるモノで暮らすエリサさんて(ブログなどで知っている部分はあるものの)どんな人なのだろう・・・?とあらためて想像を掻き立てられます。

 

印象に残ったことを紹介します。

 

私は、物欲旺盛なミニマリスト

表紙の内側に書かれていた言葉です。馴染みのないひとはびっくりするかもしれないなと思いましたが、わたしはこの文章にウンウンと頷きました。

 

ミニマリストの皆さんにはおなじみですが、ミニマリストだからものが少ないとか、ものを欲しがらないわけではありません。エリサさんは「だからこそモノに真摯に向き合える」と書かれていました。厳選して選ぶからこそ、モノに対して愛情も持てるし、こだわりも持てるのです。

 

モノに真摯に向き合ってきたからこそ、何が自分の人生で大事なことか分かるようになり、その結果、日々を丁寧に暮らすことが出来るのだと思います。

 

ダウンベストの活用「腕が太く見えない」

本の中で、エリサさんの春夏秋冬のコーディネート例が写真付きで紹介されています。16着しか持っていなくても、おしゃれですっきりした着こなしができるんだよ、と分かりやすく教えてくださいます。

 

その中で【冬はダウンベストを活用している】と書かれていました。

 

エリサさんは冬もライナー付きのトレンチコートだけで過ごされているそうですが、それだけでは寒いので、ダウンベストを中に重ねるそう。

 

「ベストがあると暖かいうえに腕が太く見えない」という一文にハッとしました。そうです。体幹が暖かければ、十分に暖かさは保たれるのです。

 

骨格診断ナチュラルの人は、アウターを着るとどうしても太って見えがちです。体が細くても、体のつくりが骨太でゴツゴツとしっかりしているので、重ね着をたくさんすると、全体が大きくなって太って見えるのです。(わたしもエリサさんと同じナチュラルタイプです)

 

自分の冬のコーディネートにも取り入れたいと感じる素敵な発見でした。

 

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モノに真剣に向き合うことは、ゆるぎない自信に繋がる

第5章 ミニマリストになった先にあるもの で出会った言葉です。とても共感しました。本の一節を紹介します。

 

モノを手放し、より自分らしいモノを手に入れることを繰り返すうちに、持ちモノだけではなく物事に対しても「本当に大切なこと」が見極められるようになりました。

 

(中略)私のこれまでを振り返ってみると、我ながら波乱万丈な人生だったと思います。

 

(中略)積み重ねてきた時間や経験、その時々で思い悩んだことは、何ひとつとしてムダにはなっていません。ミニマリストになって、自分の中でいろいろなことが整理された今だからこそ、これから進んでいく方向への道標になってくれると信じています。

 

本当にその通りで、頷きながら読みました。

 

わたしにとっても、ミニマリストは目的をかなえるための手段でした。

 

自分の人生で何が大事で必要かわからず、オロオロしていた一人の女性が、自分の好きなこと・大切なことを見つけ、人生をからだひとつで歩き出す為の準備期間でもありました。そのためにモノを減らし、必要最小限を見極め、大切なことやそうでないこと、さらに自分の良いところや悪いところ、得意なことや不得意なことを知っていきました。

 

準備期間はある意味【修行】に近かったです。モノを減らす作業はとてもストイックでした。【修行】を終えた今は、とてもニュートラルでいます。もしモノが多少増えても、必要で便利ならいいかなと思えるようになりました。

 

自分の話が長くなりました。さいごに、エリサさんの言葉をもう少しだけ紹介して終わりたいと思います。

 

自分にとって何が本当に大切かを知ると、暮らしの軸がはっきりします。

一般的な基準でなく、自分の内なる声に耳を傾けること。

思いが詰まったモノから湧き上がる感情を素直に捉えること。

 

それらに真剣に向き合うことが、自分の中での揺るぎない自信につながっていくような気がしています。

 

この本をおすすめしたいのはこんな人

  • 自分の好きなことや幸せなことがわからない人
  • 自信がなくてオロオロしている人
  • 幸せになりたい人
  • ミニマリストって何だか良さそう、と直感的に思う人
  • エリサさんのことが気になる人

 

繰り返し何度も読みたくなる素敵な本でした。エリサさん、素敵な時間をありがとうございました。気になった皆さまも、是非読んでみてください。

 

エリサさんのブログ

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