よりどりみどり

歯列矯正・ミニマリスト体験記など

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足に合わない靴を手放す 痛い靴は無理して履かない方が良い

身体はサイズダウン出来るけど、足のかたちは変えられません。大好きだけど、履く度に足が辛くなる靴にお別れをすることにしました。

 

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左はウッドソール&太めのヒールで、牛革で、ラフだけどきれいめなスタイルによく合うから気に入っていた。右はローヒールで、合皮で出来てて、そこまでギラギラしていないから使いやすかった。

 

おしゃれ(特に靴)が好きな人はやりがちだと思うんですが、足が痛くても我慢してませんか?そのうち慣れるだろうって思って、お気に入りの靴を履き続けます。すると確かに、段々と足が慣れてくるように感じます。そういう靴も中にはあるけど、多くの場合は、足が靴になじむのではなく、痛みに慣れているだけ。わたしはそうでした。靴が足や指に当たる。肌が赤くなる。キズが出来る。周囲がマメやタコになる。そのうちに皮膚が硬くなるから、少しマシになるけど、気付くと足以外の身体にも不調が出ている。ひざが痛い。腰が痛い。肩が凝る。背骨が曲がり姿勢が悪くなる。わたしの姿勢の悪さは、ファッション目的の色々な靴を筋力を鍛えること無く履き続けたことにも一因があると思っています。ピンヒール、屈曲性の悪い固いサンダル、厚底、変形ヒールなど。大人になるにつれて、必要以上に高いヒール靴や、変わった靴を履かなくても、十分自分らしくいれることが分かってきました。無理なおしゃれはもうしません。靴も同じ。身体が気持ちいいと感じる靴だけを身につけてゆきます。

 

トラブルを抱えた足

姿勢の崩れた身体を支えている足は、100%トラブルを抱えています。みどりは開張足の持ち主です。名前だけ見るとなんか格好いい感じですが、あまり良くない状態です。足の裏には「アーチ」と呼ばれるものがあります。この「アーチ」は3種類あるんだけど、分かりやすいものが「土踏まず」です。

 

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(画像の引用元:開張足(かいちょうそく) | 整骨治療 巻き爪 | 巻き爪専門 自由が丘ひばり整骨院(東京都世田谷区)

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(画像の引用元:医学知識|カスタムバランス|日本シグマックス株式会社

 

3種類の「内側アーチ(土踏まず)」「外側アーチ」「横アーチ」の中で、開張足は足の「横アーチ」が低下した足のことを言います。 足のアーチはバネのように動き、体にかかる衝撃を分散してくれます。アーチが崩れると、単純にバネが上手く動かなくなるだけでなく、3つのアーツはそれぞれお互いに支え合っているから、1つ機能が低下すると、他の2つの縦アーチも一緒に崩れてしまうそうです。ひい。

 

崩れたアーチは訓練で回復することが可能ですが、その為には、足に合う靴を正しく履くことが必要です。

 

今回手放した靴がなんでダメだったかを自分なりに考察すると、

 

黒いサンダル:横のアーチが崩れているから、足を蹴り出す力が弱っていて、固いソールの靴だと上手く足が蹴れなくて歩行が難しい。足の指が靴の甲の中で当たり続ける。

シルバーのフラットシューズ:横のアーチが崩れていて、バネが弱っているので足の屈曲が不十分。足の甲が大きく開いた靴だと足がスポっと脱げてしまう。

 

足に合う靴を履こう

世の中には色々な靴が出回っているので、自分の足の悪いところを補ってくれるようなかたちの靴は必ずあります。既製品がダメだったらオーダーシューズも作れる。わたしのような開張足さんだったら、ヒールなら7cmくらいまででストラップ付き。サンダルはバンドがX字に渡っているもの。そうでない靴には透明のヒールバンドを付けると良いです。足に合う靴を履くと沢山歩けますから、外に出かけるのが楽しくなります。足に合わない靴は歩けないだけでなく、かならず身体に不調が出るから、無理して履かない方が良いです。今日はそんなお話でした。

 

(結構履き込んだ靴なので、読者プレゼントには出さず、ごみとしてお別れします。)

 

みどり