【東京から2時間】埼玉県奥秩父「三十槌の氷柱」を見る
埼玉県の奥秩父で巨大な氷柱を見てきました。
山から流れ出る岩清水でつくられる氷柱です。
期間限定でライトアップされていてとても綺麗でした。
三十槌の氷柱
「みそつちのつらら」と読みます。「みそつち」は地区の名前だそうです。冬の厳しい寒さで、大きな氷柱が作られます。
一番大きな時期には、幅約30~50メートル、高さ約8~10メートル程度にもなるとのこと。川向かいから観察したので実際に触ることは出来ませんでしたが、かなりの大きさであることは分かりました。
天然の岩清水から作られる氷柱と、人工的に水を流して作った氷柱の2種類がありました。ちなみに↑は天然の氷柱です。
三十槌の氷柱のここが凄い
見どころはもちろん大きな氷柱!なのですが。
肝心の氷柱よりも、自然由来の氷柱を観光名所にしよう、と思いつき、人を集めることに成功していることに感動したみどりでした。
ライトアップは数分おきに色が変わります。四季をイメージされているのだそう。
三十槌の氷柱では2006年からライトアップを始めており、今や多くの人に観光名所として知られています。
三脚を立てるカメラマンやスマホを向けて撮影する人でいっぱいでした!意外と若者も多かったです。
ちなみにこのライトアップは、使用済みてんぷら油から精製した“バイオディーゼル燃料(BDF)”を使用しています。電球にもLEDを使用し、環境に配慮しているそうで、個人的に好感が持てました。
▼秩父市のウェブサイトを参考しました。昼間の写真も載ってます。
自然が作る氷の芸術「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」/秩父市
人工の氷柱もきれい
水を流して作った氷柱も美しかったです。
むしろこっちのほうが壮大で好きでした。
行くことにしたきっかけ
長瀞の宝登山へ行ったついでに、どこか寄りたいなと思って見つけました。
こちらは長瀞から車で1時間の場所。ちょっと立ち寄るには遠かったです(笑)同じ秩父地方でも、三十槌の氷柱があるのは奥の方で、場所は全然違うのですね。
長瀞駅からの地図(車の場合)
ちなみに東京から直行すると車で2時間くらいです。(起点:新宿駅の場合)
検索すると東京からの日帰りバスツアーも出てました。他の観光地も回れるし、バスツアーはお手軽で良いかもしれません。
三十槌の氷柱は2月末まで
残念ながら今年のライトアップは2月14日で終わってしまったのですが、氷柱の公開は2月末までされています。寒い時期だけのお楽しみ。
遊びに行かれる方へ
河原は大きな石ころがゴロゴロしているし、夜は凍結して滑るので、歩きやすい靴を履かれることをおすすめします。登山靴を履いていたにも拘わらず転んだ人もいます。(ええ、わたしです・・・)
寒いので暖かい格好をしてくださいね。手袋必須です!
駐車場:キャンプサイトの駐車場に車を停めます。車は500円、バイクは200円。駐車料金以外の入場料はありません。
トイレ:駐車場の横にあります。とっても綺麗です。便座も温かく快適でした。
売店:あります。併設のカフェで温かい飲み物や軽食・食事が楽しめます。わたしが訪問した時は、外で焚き火も焚かれていました。
みどり