よりどりみどり

歯列矯正・ミニマリスト体験記など

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飯マズ女が美味しい料理を作れるようになった話

同居人と2人暮らし。予定のない日は毎晩、彼に晩ごはんを振舞っています。

 

とは言っても作るのは家庭料理。

 

豚のしょうが焼き。ニラ玉。肉じゃが。豆腐ハンバーグ。簡単なものばかりですが、自分比では随分まともになりました。

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本当はお気に入りのキッチンツールを紹介しようと思ったんですが、その前に、みどりと料理の思い出を書かせてください。

実は料理は得意ではない

みどりは元々料理が得意ではありません。

 

学生時代、みどりは飯マズだと有名でした。当時の彼氏が面白がって周囲に吹聴していたのです(怒)!

 

凝固したおかゆ。しょっぱすぎるクリームシチュー。掴んだ途端にくずれるおにぎり。

 

どれもこれも酷いと爆笑されていました。一生懸命作ったのに酷い!とプンスカしていましたが、今考えると、笑いながら全部食べてくれた彼に罪はないと思います。

 

この頃は実家暮らしで、実は料理をしたことがありませんでした。彼の家で、見よう見まねで作っていたのです。

 

料理下手は実家を出て少しマシになった

仕事を始めてから、友人と渋谷でルームシェアをはじめました。ワンルームに男女3人というありえない住環境で暮らしをスタート。仲が良かったんです。一緒に暮らしていた2人は料理が超上手でした。自炊をしないと生活が回らなかったので、自分でやってみることにしました。

 

彼らは、料理が出来ないみどりに毎日色々なことを教えてくれました。

キャベツの刻み方、にんじんの切り方、大根の皮の剥き方、うどんの茹で方、チャーハンの作り方、パンの捏ね方、調味料の使い方、出汁のとり方。

 

キッチンはワンルームの部屋におまけみたいに付いていたコンパクトキッチンでしたが、2人はそこで魔法のように美味しい料理をつくってしまうのでした。

 

自分でお弁当を詰められるようになった時は感動しました。

 

ありえない住環境のため、3人は3か月で離散しましたが、彼らのお陰で少しマシな料理が作れるようになりました。

 

一人暮らし開始!貧乏のため、節約レシピにハマる

その後は一人暮らしをしました。相変わらず薄給で、自炊しないと生活が回りません。

 

その頃付き合っていた彼氏は料理人でした。彼に料理を振る舞い、美味しいかどうか、よく聞いていました。彼は「これはもっと塩を足した方がいい」などと意見をくれて、具体的な改善策を提示してくれたので勉強になりました。

 

熱心な人で、聞いたこと以外も色々教えてくれようとするので、みどりはよく面倒になり「うるさい!せっかく作ったのに黙って食べてよ!」と癇癪を起こしたりしていました(笑)

 

また、料理人の彼はコストに非常にシビアで、彼のおかげで節約しながら美味しいご飯を食べれる方法を身につけることができました。

 

近所の業務用スーパーや西友で安い食材を買い、いかに美味しいごはんを作るかを日々研究していました。よく失敗もしましたが、お陰で飯が不味いと言われることはなくなりました。

 

美味しいごはんを食べて欲しいと言う気持ちが腕を上げた

一人暮らしが続き、ごはんを作ることが飽きるようになります。面倒だなあと思うと、夕ごはんなのに菓子パンを頬張る日もしばしば。一人だとやる気が落ちていました。

 

この頃は遠距離恋愛をしていました。久しぶりに彼が家に遊びに来る度に、一念発起して料理を頑張りました。いつもジャンクフードしか食べない人だから、美味しい料理を作ったら喜ぶだろう!と思ったのです。

 

実際美味しいと言ってもらえて、かなり嬉しかったです。次は何を作ろうかな、どうやって驚かせようかなと考えながら、ひとりでもまたごはんを作るようになりました。

 

喜んでもらう→また喜んでもらうためにどうしたらいいか考える、というサイクルが、わたしの料理の腕を上げてくれました。

 

周りの人のおかげで料理が上達した

ルームシェアから6年。今思うと周りの人にすごく支えられてきました。一人で細々と料理を作っていたら、未だに飯マズだったかもしれません。

 

料理の上達の近道は大好きな誰かに振る舞うことですね。

 

これからも大好きな人たちに、美味しいご飯を振る舞える女でいたいです。

 

みどり