結婚が怖い、だけど結婚してみることにした
(2018.3.26追記更新 やっと入籍届け出せました!)
ブログに書くことでもないんだけど、今日とってもいいことがあって、タイトルはなんかネガティブなんだけど、終わりは明るくて、
で、もしかして誰かの背中を押すかもしれないんで、書いておきたいなと。
この記事は誰かの意見が欲しいとかじゃなくて、今何か決めかねていることがあって、前進したいけどどうしようとか、私と同じようなことを思って迷っている方とか、そんな人の背中を押せたらいいなと思って書いています。そうじゃない方も読んでいただけるだけで嬉しいです。
なんか元気でたなって思う人がいたらSNSとかLINE@とかメールとか何らかの形で教えてください。あと、割とただの日記なので、あんまり君の心情には興味ないんだけどナって方はスルーしてください。
この話は、私の友人など周囲の人はにもう何度かしているので「またか」と思う人もいるかもしれない。だけど何度も同じところをエンドループしてしまうくらい、この決断は私にとって勇気のいる挑戦なのです。
で、先に結論から言ってしまうと、ようやく結婚することに決めました。
いや、そのつもりでいたんですが、なかなか踏み切れなくて。
ホントに怖くて。
だけどとても気になる結婚。
家族を持ってみたい。
自分にとって幸せな家族を作ってみたい。
ゆくゆくはお母さんにもなってみたい。
私は今まで結婚願望はほとんどなくて、年頃の26、7の時に当時付き合っていた人といろいろな理由で結婚をするのをやめた以降、そんなに結婚したいと思うこともありませんでした。でもどこかで憧れもありました。
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私は付き合ってもうすぐ1年経つ彼氏がいます。ブログで出会いました。最初彼と会った時は、メガネかけてて気づかなかったんだけど、2回目に会った時はメガネ外してて超タイプのイケメンで、カッコイイカッコイイって言い続けてったらそのうち仲良くなって、その後もカッコイイって言い続けてたら中身もイケてるじゃんってことに気づいてさらに仲良くなって、ご縁があって付き合うことになりました。
付き合って割とすぐ同棲しようねって話になって、2か月後にプロポーズされて、今は毎日文字通り楽しく仲睦まじく暮らしています。大好きです。
で、彼のプロポーズをオッケーしてからもう半年以上経つのに、私はどうしても名字が変わるのが嫌だという理由で結婚を後延ばしにしてきました。私と彼は、特に家を継ぐということを重視しておらず、お互いに、特にマストな家族行事などはありません。個人的な意見となりますが、自分たちの場合は特に家系を何でも大切にしなければいけないというものもなく、要するに一般家庭で、どうせならカッコイイ名字の方に合わせたらいいよねという私のアイデアで、姓名判断をして、私の名字の方がかっこいいし運勢も良かったのでそっちにしようかって話になって。一応両親に伝えてみたら、私の両親は、まあ好きにしたらいい、どっちでもいいと思うと言っていたのだけど、相手のご両親が納得されず、残念ながら私の名字に合わせる案は却下。私は、名字変わると違う人になっちゃう気がして、で、それでさらに運勢も悪いなんて最悪じゃないかと、占いなんて普段は信じないくせにメソメソして、本当に悲しくなりました。だけどその悲しい気持ちはおそらくただ私の意見が尊重されなかったことに対する悲しみであったんだと思うのだけど、その時はうまく言語化できず(認めたくなくて)、別にこのままでも一緒にいられるし、結婚してなくてもまあ一緒にいようよって話して当時は終わり。
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最近私は外で子供を見かけるととてもいいなって思うようになりました。
家族っていいなーと。もうなんか、本当にただ「いいなー」って感じです。
それ以上もそれ以下もない。
私も子供を産んで育ててみたいなあって思うまでに時間はかかりませんでした。できるかわからないけど可愛いし面白そうだし、何より彼と一緒だったら楽しいことがいっぱい増えそう。
家族って自分の過去を振り返ると大変なイメージしかないけど、幸い、今近くに幸せそうなお母さんや家族がいっぱいいて。大変なことだってたくさんあると思うけど、喜びはそれ以上にあるだろうなと。
で、そうなってくると日本ではやっぱ結婚だよなあとなるわけです。
で、再度名字が変わるの嫌だな。という気持ちがなんで嫌なのか深掘りしてみたところ、私は誰かに支配されるのがすごく嫌だと思うっていて。相手の家族の一員になったらその家族の言うことを聞かなくちゃいけなかったり、行きたくない付き合いをしなくてはいけなくなったり、何かルールに縛られたり。だけど実際相手のお母様やお父様は全然そんなことがないし、それって私の妄想なんですよね。もし万が一そういう状況になったとしても、私がNOという姿勢を崩さなければ済むだけのことなのに。
でも、それを抜きにしてもなんか、名前を変えて一緒に誰かと暮らしていくってとてもむず痒いです。なんかとても気恥ずかしい。あととても怖い。彼は「失敗が怖いんじゃない?」と言ったのだけど、そうじゃなくて、結婚するという選択を選ぶと、他の選択肢がいくつか消えることが怖い。あれ、でもそれってある意味失敗が怖いってことか。「離婚が怖いの?」と彼はまた聞いたけど、私にとって失敗=離婚じゃない。私は去年の9月に勤めていた会社を辞めたのだけど、その時の怖さに似てる。可能性のひとつが消える。残しておいた方が賢い。だけど気持ちはそれに反してる。可能性についてはあえて書きませんが、いろいろ思い当たることがあるなあと思う人がいれば。
で、うだうだ考えていても仕方がないので、もういいか、結婚してみるかということにしました。婚姻届を書いて出すだけ。指輪とか結婚式とかそういう諸々の慣例みたいなのは後でいい。私たち、いや、彼は以前から変わらないし、私にとってだ、そう、私にとっては覚悟が一番大事。で、そんな話をしていたら「ゼクシイに婚姻届ついてるよ」って友達から聞いて、さらに別の友達に借りたゼクシイを見たらまじでついてて、その人に「もらっていい?」って聞いたら「どうぞ」って言ってくれて、すらすらと書いてみた。彼の本籍を調べるのに時間がかかったけどその日のうちに二人で全部書いた。あとは証人のサイン。親だと離れて暮らしているから時間もかかるし遅くなりそうだし、私はこれからもお付き合いをしたいなと思う友人二人に頼むことにした。彼も知っている共通の友人だ。彼もいいよって言ってくれて、早速お願いすると、彼女たちは快く引き受けてくれた。
私は婚姻届を自分たちで書き上げた時、まだ実感がなくてちょっとその決意が揺らぎそうになったり怖かったりしたのだけど、彼女たちが婚姻届をワクワクしながら受け取って「こんな経験初めてだよ」と嬉しそうに名前を書き、ハンコを押してくれた時に「ああ本当に結婚するんだ」と身体中で実感した。大切な人って、一緒に何かをする体験を通じて、また関係が色濃くなるんだ。愛おしい未来って、ただ目の前にあったんだ。
その後たまたま時間があって、友人たちとお互いの近況について色々と話はした。よく会っている人たちだけど、お互いに時間の流れが速くて日々いろいろなことがある。一人の胸が張り裂けそうになる恋愛の話を聞いている時に、「結婚っていいところもあるかもな」って思った。寂しさでボーイフレンドを作る必要もないし、恋愛に躍起になることもない。無理にモテようと必死になることもない(そんなになったことないけど、恋愛市場からは降りるのって楽だなってふと)。そんなに怖がる必要はなかったのかもしれない。あと、安心できる場所が増える。帰ってきていいんだよっていう場所があることは死ぬほど嬉しい。居場所ってどこなんだろうって思うことの方が多い人生だったから。そういえば今日、別の大好きな仲間にも「結婚っていいよ」って色々教えてもらった。結婚して幸せそうにしてる人っていっぱいいるんだよね。世の風潮はそんなことないみたいな感じになってるけど、実は。
次、彼とお休みが一緒の日に、一緒に役所に出してこようと思います。
2017.3.26 確定申告など色々と用事が立て込み、遅くなりましたが入籍しました!
婚姻届をようやく役所へ。
— 小鳥遊みどり (@midori32s) 2018年3月26日
文字通り紙一枚だけ持って行ったら
「戸籍謄本が必要です」
「身分証はお持ちですか」
「奥様は保険証を」
などなど言われまして、
家や郵便局を行き来しております(笑)
とりあえず受理してもらえたので
今日から彼の妻になりました😊https://t.co/GGPg218w9p pic.twitter.com/BHhX5khDE4
今は、本名、新しい名字の名前、そして小鳥遊みどりと、名前が三つになることがちょっと楽しみです。やっと受け入れられました。笑
未知にまた足を踏み入れようと思います。冒険こそ我が人生。
読んでいただき、ありがとうございます。
これからもよろしくね。
反響を受けてもうひと記事書きました
興味のあることに夢中になりながら、学び、工夫していけば、未来は開ける - よりどりみどり
小鳥遊みどり