【那覇空港からバスで行ける】パワースポットの斎場御嶽【世界遺産】
今週末は沖縄に遊びに来ています。
阿嘉島か久高島に行きたいなと思っていましたが、台風接近中なので本島で過ごすことにしました。
昨日はパワースポットとして有名な世界遺産・斎場御嶽(せーふぁーうたき)に行ってきました。
すごく良かったので紹介します。
斎場御嶽とは
斎場御嶽は、1429年から1879年の450年間に存在した琉球王国で、国家的な祭事が行われた場所です。
世界遺産に登録されたのは2000年で、以降パワースポットとして有名になりましたが、古くから多くの祈りが捧げられてきた場所なんですね。
御嶽(うたき)とは、聖なる空間のこと。沖縄の南西諸島に広く分布してるそう。
沖縄には七御嶽と呼ばれる琉球の創世神話が伝えられていますが、斎場御嶽はその中でも、最も格が高いとされています。
これはわたしの感想ですが、一旦足を踏み入れると、心がしんと静まるのを感じました。
男子禁制
もともとは男子禁制の場で、琉球国王でさえ、聖域内に入る際には女性用の衣装に着替えたと伝えられています。
日頃交流している、水野アキさんが教えてくれました。
@midori32_ 御嶽自体が元々は女性しか入れない場所なんで、沖縄の御嶽と女性の相性は良いのかもですね。沖縄行きたくなってきました
— 水野アキとウォンバット (@ak666g) 2016年9月16日
6つの神域(イビ)
中には6つの神域=お祈りを捧げる場所があります。
中でも大庫理(ウフグーイ)・寄満(ユインチ)・三庫理(サングーイ)は首里城にもある部屋と同じ名前がついていることから、当時の首里城と深いつながりがあったことがわかります。
戦争の爪痕も
1945年の太平洋戦争・沖縄戦で斎場御嶽も被害を受けました。今の御嶽の中にも、その歴史を感じる場所が見られます。
大きな砲弾が飛んできて出来た穴に水が溜まって池になっていたり。
次に紹介する一番好きな場所、三庫理(サングーイ)は、元々3枚の大きな岩で覆われていたのが、艦砲射撃で岩が一枚吹っ飛んでいたり。
今では久高島の見える見晴台になっています。
沖縄に多く残る戦争の爪痕、ここでも感じました。
エネルギーを頂きました
あんまりスピリチュアルなことを書くと「みどりはヤバイ人なんじゃないか?」と思われそうですが、その辺はニュートラルなつもりなので安心してください。
でも今回、斎場御嶽に行って「霊的な力ってやっぱり存在するんだな」と思いました。
わたしの場合は、三庫理の中心部あたりに立つと、なんとも言えない力を感じました。
一番好きな場所。
パワースポットとして知られる沖縄の世界遺産・斎場御嶽の三庫理(サングーイ)。非常に良いパワーを頂き、すっかり元気になってしまいました。女性の神様がいる気がします。
あとで調べたら、沖縄では神=女性の神様、と認知されてきた歴史があったようです。
島では人が死ぬと魂は海の彼方にある神々の国、ニライカナイに行き、神となって再び島に帰ってきて子孫たちを守ると信じられている。島の人たちにとって「神」というのは女性の神さまを指しており、先祖の母神や祖母の霊のことだった。
琉球王国時代において、最高の聖域と位置づけられた久高島には、古くから「男は海人、女は神人」の諺が伝わる。久高島では男たちは成人して漁師になり、女たちは神女になるということである。これは琉球王国の信仰基盤となるおなり神信仰を象徴するものであり、すべての既婚女性は30歳を越えるとこの儀式を経て、神女になるのである。
普通の人間がこうして感じるくらいですから、霊的な力は「ある」のでしょう。
寝不足でちょっと元気がなかったのですが、すごく良いエネルギーを貰って帰ってきました。
雨の場合は足元に注意
わたしが訪れた時には、まるでスコールのように雨がザーザー降っていました。
雨天の場合も中には入れますが、坂道や岩場が多く、非常に滑りやすかったです。
ヒールを履いてきた方のために、サンダルの貸出があるようですが、歩き慣れた靴のほうが良さそうです。
順路はゆっくり回って1時間くらいでした。
アクセス
那覇空港から車で約50分。
バスでは約1時間20分。片道1020円です。(2016年9月現在)
那覇空港からバスが出ています。
▼行き方の詳細な検索はこちらからどうぞ。
入場料は300円。また訪れたいです!
みどり