【レポ】起業家さんたちと会ってきた!〜女性起業家サロン講演会〜
6/10(土)に、経沢香保子さんが主催されている、女性起業家サロンのイベントに参加してきました!
経沢香保子さんを初めとする現役社長のパネルディスカッションから、
男性起業家を含む、50名を超える参加者の方との交流タイムも!!
前回に引き続き、仕事の仕方や、起業家としてのあり方を学べる、とっっっても、いい機会になりました。
ここでは、パネルディスカッションの内容を振り返りつつ、会社員×自分のお仕事で活動中の、みどり的に参考になったことを中心にレポートしたいと思います。
第一部はパネルディスカッション
第一部は、超!豪華ゲストの皆さまのパネルディスカッション。
登壇者は、キッズライン経沢香保子さん、スナップマート江藤美帆さん、タスカジ和田幸子さん。
皆様すでに多方面でご活躍中の女性社長!
でも、いちばん最初はお一人で事業を立ち上げたとのこと。
テーマはこんな感じ。
スピード感を持って起業するコツ
今回のイベントには、みどりと同じ、現役会社員の方も多くご参加されていました。
いかに黒字化するか、退職のタイミングをどうするか、等の観点からトピックが挙げられた様子。
ここはお三方とも、三者三様という感じでしたね。
大手企業で会社員をされていたタスカジの和田さんは、退職は一週間くらいで決め、一人で現在の事業(タスカジ)の企画を練り込み、企画書を作っていろんな人に聞いて回ったとのこと。
ちなみに、タスカジは1時間1500円から利用できる、ハウスキーパーさんのマッチングサービスです。
企画ができた後、やりたい事業のミニチュア版を作って、その後にテストマーケティングを行って、どのくらいの金額で満足度が得られるのかを地道に調査されていったとのこと。起業してから1年間は、お一人で活動していたそうです。
スナップマートの江藤みほさんも、「テストマーケティングは大事だ」と仰っていて。準備もしないでいきなり「退職しました!」みたいなのはやめた方がいい、と仰っていました。
「テストマーケィング」というカッコイイ言葉だと、実際に新規事業立ち上げとかに関わっておらず、しかも資金力もない、という場合だと、自分には何もできないなーと思いがち。
でも実際は、
✔️街角の人に無作為に質問してみる
✔️友達や知り合いにサービスを試してもらって声を集める
ということも立派なテストマーケティングのひとつですよね。
ただ、経沢さんは「テストよりも自分がこうしたい!という気持ちが大切。必要なことはやる」ということを仰っていたので、考え方次第なのかもしれません。
お三方のお話を聞いていた感じたのは、ご本人の熱意・確信があってこそ、ビジネスはスタートするのだなと言うこと。そして、最初は、一人でも何としてでもやるぞ、と、どんどん行動を起こすことの大切さを、改めて実感しました。
サービスのつくり方
これは経沢さんが仰っていたのですが、
「ビジネスを立ち上げるなら、自分が困っていることをテーマにするといい」と。
こんなサービスがあったら絶対にいいのに。みんなも使うのに。ないからじゃあ自分でやってみよ!ということから始まるそう。
経沢さんのキッズラインも、ご自身のご経験から、
「ベビーシッターさんがもっと安く使えたらいいのに」
「1000円くらいだったらもっとみんなも使うだろうなあ」
という視点からスタートしたそう。
生活の中で「こんなことがあったらいいかも」という視点、そしてみんなはどうかな?と考えてみると、何かヒントになるかもしれませんね。
収益化(金銭の安定面)のために行ったこと
次は2つ目のトピック。収入を安定させるための工夫ですね。
タスカジの和田さんは、独身時代に貯めたお金200万円を、起業時の資本金にされたそう。
起業当時、すでにご結婚されていたとのことで、まず、収益が出るまでの生活や今後の方向性について、生活を共にしているご主人と、とにかく話し合いをしたと。
具体的には、
✔️(起業にお金がかかるけれど)家計費には手をつけない、という約束をした
✔️しばらくの間は家計にお金を入れられないことの合意
✔️2年間で結果が出なければやめる
など。期限が明確なのがいいなと思いました。私もいつか独立したいと思ったら、真似しようっと。
江藤みほさんも、ビジネスを立ち上げる際には、ご主人には色々と協力をしてもらったとのこと。仕事について、協力を仰げるパートナーがいるのは心強いですよね。
経沢さんは、1社目を立ち上げた時は事業計画で、いつ黒字にするかを最初に決めた、と仰っていました。
〜したらプチ安定、このくらいまでいったらオフィスを借りよう、など、
ご自分の中で計画があったそうです。
良いビジネスモデルをつくることに全力を注ぐ
ここで紹介するのは、経沢さんが話されたコトで、
みどりが今回、いちばん感銘を受けたところ!
経沢さんは、2社目を立ち上げた後も、ビジネスが「ある程度大丈夫だな」となった時も、自分で毎月稼ごうと思って、noteマガジンを書いたり、講演会をしたりしていたり、テレビに出ていたとのこと。
周囲の社長さん達からは「どうして小銭稼ぎをしているの?」「テレビに出るなんて、目立ちたがり屋なの?」等、批判的な声ももらうことがあったそうですが、
それはご自身が起業家であるがゆえ。
生きる力を失うのが怖くて、いつどんな時でもお金を稼ぐ力は失いたくない!と、
必死で自分にできることをされていたのだそう。
いつどうなるかわからない。どんな時も稼ぐ力を失いたくない。
ちょっとわたしの話になるんですが、ある程度自分のお仕事が軌道に乗り始めたのに、会社を辞めて独立していない潜在的な理由を、ズバッと言い当てられた気がしました。
経沢さん曰く「私は他人の評価は気にならない。起業家である以上、自分のやるべきこと、やり方を貫くべき。なぜなら、起業家の人が周りを気にし始めると、見栄を張り合いになってしまうから。そんなことよりも、事業をいかに良いビジネスモデルでやっていくかというところに命をかければ、絶対に収益化できると思う。」と。
最近のわたしの活動を知る人からは「みどりちゃん、まだ会社辞めないの?」と言われることもありますが、仕事の仕方も、考え方も100通り。
私が成功している起業家が好きなのは、どんな時も、自分のやり方を貫いているからに他らないから。
今は一から会社を起こしているわけではないけれど、いかに自分の仕事で、関わる皆さんと自分自身が幸せであるか、に注力しながら、周りの人を気にせず、自分なりの正義を貫いていこう、と、決意を新たにするきっかけを頂いたのでした。
お金がかからないけれど売上があがる施作を考え続ける
タスカジの和田さんは、資本金が200万円だけだったので、起業当初は、お金がかからない工夫をたくさん考えたそうです。
例えば、外国人ハウスキーパーさんを、スーパーに貼り紙をして集めたこと。
これは付加価値になり、会社の特徴にもなったそうです。
何かサービスを作る時のシステム開発には結構お金がかかるそうですが、ご自身がSEであったことで、システムの設計書を書けたので、外注する時に、随分コストカットになったそう。
江藤みほさんも、開発は必要な要望はいっぱいきたけれど、オペレーションでできることを先にやるなど、お金がかからなくてもできることを優先してやっていたと。
ここまで聞いて「起業するのに資金のある・ないは関係ないんだなあ」と思いました。
いかにアイディアを出すかが鍵なのでしょう。「やりたい」があれば、どんな状況でも方法は見つかる。となれば、自分のアイディアややりたいことを周囲の人に相談したり話したりして、ヒントをもらうことは、とっても大切ですよね。
女性でよかったなと思うこと
最後の3つ目のトピック。起業した時に、女性で良かったと思うことは?
こちらに対しては、自分のやりたいことを好きにやれたり、協力していただきやすいこと。という声が上がりました。
また、経沢さんからのスパイシーなお言葉が、とても参考に。
女性が社長だと、男性からは「遊びで仕事をしている」と思われてしまうこともあるそう。
仮に自分のビジネスのメンバーやお客さまが女性中心であっても、男性の意見を聞きに行ったり、男性経営者のやっていることを参考にしたりするといいと。そうすることで、同じステージに立てるそうです。社長は比べられるから、時には松下幸之助さんと自分を比べることもあると。これはすごいなと思っていたら、江藤みほさんも同じことを思っていらっしゃいましたね。
今日の起業家イベントで個人的に刺さったのは、経沢さんの「社長は比べられている」という話。従業員から見て、求職者から見て、確かにそれはあるなぁと。でも自分と松下幸之助を同じ土俵で見たことはなかったし、そうやって自分を客観視してる経沢さんはやっぱタダモノではないなと。
— えとみほ (@etomiho) 2017年6月10日
また、数字がすべてだから、数字で結果を出すように。数字で語れるようにならないとダメだと。目に見える結果がないと、人は納得しませんものね。
あとは、男性に、困っていることや、分からないことを相談するときは、きちんとリターンをお返しよう!と。(これは経沢さんの著書かnoteでも書かれていた気がします。それだけ大切だよ、というコトでしょう)
もちろんリターンは、ご自身が成功することですが、まだ成果が見えていないのならば、たとえば、お食事にお誘いしたら、目上の方であっても自分がご馳走したり、お誕生日にワインを送るとか、そういうことを欠かさずに行うといい、と教えてくださいました。
起業したいなら○○を鍛えよう
ズバリこちらは体力と精神力。
体力、精神力を鍛えるのは社長の一番最初の仕事。メンタル弱い、すぐ疲れるというのはダメ!経沢さんも弱かった部分を鍛えてきたそう。
— 女性起業家サロンオフラインイベント事務局 (@tsunesalo) 2017年6月10日
社長を社員は比べていると思い、自分をある程度客観視していくことはとても重要。(あやにー) #女性起業家サロン #つねサロ
働くひとすべてに言えることだと思いますが、代わりの効かない起業家であり、長年社長をされてきた方ならではの、重みのある言葉でした。
社長さんたちほどではないものの、私自身もやりたいことがたくさんあるので、身体が資本であると常々思っています。とうとう最近、本格的に体を鍛え始めました。身体が元気だと、メンタル面も折れにくいですね。健康大切!
日々の食事改善・運動・筋トレ指導。いわゆるパーソナルトレーニングを受けています。初めて3週間くらい、かなり疲れにくくなった。継続ってマジで大変だから、正しい知識を持った人から学ぶのって本当に大切。つい忙しくなると食事が面倒になりがちですが、食べることの大切さを実感中です。
— みどり (@midori32_) 2017年6月19日
以上、パネルディスカッションでは、その他もたくさん素敵な話がありましたが、
特に私が記憶に残った箇所を振り返って紹介させていただきました。
起業仲間が欲しい人へ
この女性起業家サロン、今回はこんなにリアルなイベントでしたが
普段はFacebookのグループで活動が行われていて、一般の方にも、門戸が開かれています。希望者は誰でも入会OK!! 実はわたしも今回、参加させていただきました。
Synapse(シナプス) - 「起業で社会を変える」実践的・女性起業家サロン
経沢香保子さん、江藤みほさん、和田幸子さんなどの現役社長さんだけでなく、男性の社長さん、弁護士・投資家の方など、普段は絶対話せないような超豪華なメンバーが勢ぞろい、、、
すでに成功している方々に分からないこと、聞いてみたいことを気軽にスレッドで聞け、直接お返事を頂けるのはとても魅力的!と思ったのです。
人生は付き合う人、出会いで劇的に変わる
本当にそう体感して来ました。
(引用:■女性起業家が結集! : キッズライン社長 経沢香保子さん blogより)
ということで、
✔️今は会社員だけど、副業やサイドビジネスに挑戦したい。
✔️いずれは起業してみたい!
✔️すでに起業していてい、仲間が欲しい
✔️自分のビジネスを拡大させていきたい!
という方は是非。
こちらから入会できます( ´ ▽ ` )ノ
Synapse(シナプス) - 「起業で社会を変える」実践的・女性起業家サロン
それではまた〜!!!
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▽前回のイベントはこんな感じでした
社会を変える「女性起業家」になるために〜経沢香保子さんの講演会&イベントレポ(1)
社会を変える「女性起業家」になるために~経沢香保子さんの講演会&イベントレポ(2)
みどり