【大人の歯列矯正 189日目】ワイヤーを調整(5回目)
およそ2か月ぶりの調整日でした。第一小臼歯4本の抜歯が完了し、矯正の再開です。
現在の口元の様子
矢印が抜歯した箇所です。
近づいてよく見ないと、歯が無いことは分かりません。
誰からも指摘されませんでした(*^^*)
この後、矯正はどうなるの?
抜歯した歯の分を埋める為に、前歯を歯を後ろに引っ張って行きます。
下の歯はこんなイメージで動いてゆきます。
上の歯も、同じ方向で後ろへ。更に下へ引っ張る動きもします。
上の歯を引っ張る方法は2種類ありまして
(1)最初に、犬歯を後ろに動かしてから、次に前歯4本を動かす。
(2)最初から、まとめて前歯6本を動かす。
(1)は歯の負担が少なくて済みます。
4本の前歯には負担がかかりにくいけれど、犬歯を動かしている間に
奥歯が前に出て来てしまうリスクがあります。
それでは、折角抜歯したのに4本の前歯が後ろに下がりませんので
歯を抜いた意味が無くなります。
(2)は歯の負担が大きいです。
更に、確実に歯を後ろに動かすために、
歯茎にインプラントスクリューという小さなねじを打ち込む必要があります。
その分のご褒美として、矯正完了期間が最大半年短くなる可能性があります。
どちらを取るか、先生は迷っています。
右前歯はワケあり
みどりの右前歯は仮歯です。
転んだ拍子に折れてしまったのです。その時はほんとうに痛かったです。
当時のかかりつけの歯科で、なるべく歯は残した方が良いだろうという先生の判断のもと、歯の根っこ半分を残してもらいました。
外から見えない部分をわざわざ残して、意味があるのかな?と思っていましたが、この判断は正解でした。
天然の歯には汚れの自浄作用があり、歯肉炎を起こしにくいというメリットがあります。丸ごとインプラントにしなくて良かったです。
さて、矯正の話に戻りましょう。
歯を後ろに動かす為に負担をかけすぎると、右前歯の歯根が折れてしまうかもしれない。先生はそう心配しています。
一般歯科の先生が呼ばれ、みどりのパノラマレントゲン写真を見ながら、3人で話し合いをしました。
みどりは、以前通っていた歯科での治療内容を説明します。
この後、部分矯正で根幹を1、2mm引き出し、上にセラミッククラウンを被せてもらう予定だったのです。
一般歯科の先生からはこう言われました。
「歯が折れる前に根幹に入っているスクリュー(金属芯)が外れる(=仮歯が外れる)だろうから、歯が欠けたりすることは無い。」
「但し、矯正が終わっておばあちゃんになってから、歯根がもろくなり、インプラントに変える必要が出てくるかもしれない。」と。
答えは決まりました。
矯正期間の短くなる(2)の方法でやりたい。
みどりの意志に、先生たちも頷いてくれました。
今日やったこと
- ワイヤー交換
ワイヤーが角形になりました。断面が○型→□型になり、矯正力が増しました。写真では分かり辛いので載せませんが、以前のワイヤーと比べると、存在感があります。
今日は久しぶりに痛い!24-26時間経過後がピークでした。今までで二番目に辛かったです。。。
- パワーゴムを付ける
透明のゴムで、犬歯を後ろにひっぱっています。少し犬歯を動かして、様子を見るそうです。
このゴムは1-2mmのサイズの輪っかが繋がっているゴムなんですが、すごーく伸縮性があります。
額間ゴムのように外したり付けたりしなくて良いので楽です。透明のゴムなので、カレーなどを食べると染まるらしいです。
大好きなマーラータンを食べましたが、大丈夫でした。
じゃがいもの春雨が入っていて美味しいです。
書いていてまた食べたくなってきました(笑)
調整はコレで終わりです。
- クリーニング&歯磨き指導
衛生士さんから超音波で歯石除去をしてもらい、磨き残しやすい部分を教えてもらいました。
次回!
次は歯茎にインプラントスクリュー(ねじ)を打ち込みに行ってきます。
みどり